+ 日本B 旅の計画 (2008.06.26) |
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旅をどのように進めていくか。どういうスタンスで、どういうルートで、どの町にどれだけ、何のイベントにいつ・・・ 頭の中で計画を立てながら、そこに至る自分を想像する、これはとてもとても楽しい作業である。妄想が広がり すぎて気づけば1時間たっていたり。仕事中にちょいと考え始めたらもう大変である。 さて、今回どのようなスタンスで旅行を進めていくか。一言でいうと、「滞在型」でいこうと考えている。大学の 頃の旅は、今思えばもっといろんな楽しみ方があるなぁと思う。行った場所ややった事に後悔はないけど、やり 足りなかったなぁと。夏休みや春休みだけの旅行だしお金がないから航空券も単純往復だったりという理由は あるが、遺跡や世界遺産などの観光地を巡り、駆け足で町を過ぎ去っていくことが多かった。最大でも4泊くら いやったと思われる。 そこで今回は、気に入った町があったら1週間以上滞在し、地元の人々の生活を垣間見たり旅人と交流を 深めたり、より「生活」に近い感覚を味わいたい。長く滞在すればそれだけその地域、町、そして国や民族、 宗教について知る機会が増えるやろうし、自分が将来住みたい環境を見つけるヒントにもなると思う。 また、各地のパーティーやお祭りは外せない。むしろパーティーを追いかけながら旅するという時期もある だろう。皆既日食フェス、フルムーンパーティー、インド北部やゴア、ヨーロッパ各地のレイブ、年越しパーティ ー、チベットのショトン祭やイスラム教のスーフィー、ペルーのインティライミやブラジルのカーニバル、さらに 各地のシャーマニズムのお祭り・・・。挙げればきりがないし全ては行けないやろうけど、「コレは外せない」 というものはそれに合わせて動いていくことになるやろうなぁ。 そして、みんなによく聞かれるのが旅のルート。実はこれについては、途中までは決めているがその先は 全く未定である。確かに1年くらい前には世界各地のベストシーズンを調べ、そのときに行けるように緻密な 計画を立てようとした、ていうか実際立てたりもしたんやけれども、そもそも計画のない旅にあこがれたんじゃ なかったっけ?ということに気がつき、細かく考えるのは止めた。大体、計画通りにいくわけないし、いっても 面白くない。その時々の出会いとかタイミングで行き先なんてコロコロ変わるもんです。 そういうワケで計画はほとんど白紙に戻したんやけども、大雑把な方向性と最初の数ヶ月の計画はというと。 まずは神戸港から船で中国・天津へ。それからモンゴル経由ロシアに入り、シベリア鉄道でアルタイ共和国 の都ノヴォシビルスクへ。8月1日にアルタイ共和国で皆既日食が見れるのに合わせて、7月25日くらいから 皆既日食フェスがあるので、それに参戦してきます。草原のど真ん中にあらわれるキャンプサイトで一週間、 今からヨダレが出るほど楽しみです。すでにモンゴルビザもロシアビザも取ったものの、ロシアの陸路入国 はかなりの不安が付きまとうし、ロシアの警察はかなり腐っていて何かにつけて賄賂要求があるとか・・ それからビザが取れればカザフスタン経由で中国へ。と簡単に書くけど、ロシア−カザフスタンの国境情報は ナシに等しいので、果たしていけるかどうかさっぱりわかりません。 中国ではウイグルをちょろっと回りつつ、西チベットを突き抜けてチベット・ラザへ。西チベットは行ってみたい 場所ベスト3に入ると同時に、体力的にしんどそうな場所ベスト3にも入るので、旅の始まりにしていきなりの ヤマ場になると思われます。 そしてラサからネパールへ。この辺が何月になるのかさっぱり分かりませんが、うまくタイミングを合わせて エベレストの雄姿を見てきたいと思います。ネパールからインドへ。多分もう冬に近づくので、暖かくてのんびり できる場所を求めてほっつき歩きます。 まずはインドまでの計画。東南アジアルートを通る旅人が多いなか、敢えて困難なロシアルートを通るのは 全て皆既日食パーティーのため。宇宙規模の壮大なスペクタクルを皆さんにリポートできる日を楽しみにして います。 インドの後ですが、ちょっと東南アジアに飛んでぐるりと一周し、インドに戻り、パキスタン・キルギス・ウズベク あたりを通り抜けてトルコまで。それからどっちが先になるか分かりませんが、ヨーロッパ・中東・アフリカを 旅し、どっかから中米に飛んで南米まで下る感じです。なんでアバウトな計画。 ま、そういうワケなんで、どこかで合流できそうなそこのアナタ、連絡お待ちしています。 なお、この計画は単なる予定であり、予定は未定である。全く違うルートになっても「約束と違うやんけ!」と 言わないでね、エヘ(照笑)。 |
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